町の観光協会では、タコをモチーフにキャラクターボーナスとして「オクトパス君」（合格祈願）を製作、たちまち人気商品となりました。
ところが、3月11日の震災による大津波によって、向上ともすべて流されてしまいました。
こうした状況の中で、町の大半が壊滅的な被害を受けた人々は希望を失い、不安ばかりが募る一方で、もう一度町を復興したい、亡くなった多くの人たちのためにも生き残った者達で元気な故郷を取り戻したい、という人達の輪が広がっています。
この「ゆめ多幸鎮」の事業は小さな取り組みではありますが、「人間の生きる力」「共に生きる力」とは何かを問いかける契機にしていただき、更に私達に対して、希望を取り戻す勇気を頂ければ、これにすぎるものはありません。